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無限季節

スタフォ中心女性向けサイトになります。

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前から、フォックスは顔はお父さんだけど、髪の色(毛色)と目の色はママン譲りだといいな~って思ってたネタ

ウルフは目の色が父親、顔と髪の色(毛色)は母親だといい・・・でも、ウルフの過去は壮絶というネタを書いたことがあった。


激しい戦いも去り、ウルフとの関係が敵とは別の関係になって月日が過ぎたとき・・・
久しぶりに家に戻ると、珍しくウルフが家にやってきた。

家にウルフを通し、適当に座っているように促した。
リビングをコーヒーをいれていると、ウルフがボードの上に置かれている写真を眺めていた。

「お前・・・顔はジェームズだけど、目の色と髪の色は母親なんだな」
「・・・急になんだよ」

コーヒーを机に置き、ウルフの隣に立つ。
ウルフの指差す写真には、俺と父さん、そして母さんが三人写っていた。

「あぁ・・・皆は父さんに似てるって言うけどな」
「顔はな」

ウルフは踵を返すと、ソファに座り淹れたコーヒーを飲み始めた。
その隣に腰掛け、俺もコーヒーの少し飲む。
すると、ウルフが俺の髪を触ってきた。

「お前の毛色は、少し女よりだな」
「う・・・・人の気にしてること・・・を」

するっと髪を触っていた手が、俺の首の後ろに回される。

「目の色も・・・母親と同じ翠なんだな」
「あ・・・あぁ・・・父さんは青だったんだけど・・・」

すっとウルフの顔が近づいてくる・・・
キスされると思い、目を瞑ろうとした時、ウルフの赤い瞳を見て好奇心が生まれた。

「ウルフの眼は、誰譲りなんだ?」

すると、ウルフの動きが止まり、眉間に皺が寄っていた。

「あ・・・」

聴いてはまずかったのか・・・
ウルフは手を離すと、視線を外した。

「・・・・・・親父らしい」
「・・・らしいって?」
「お袋が言ってた。
俺の目を見るたびに『あの人と同じ目だ』って・・・」

初めてだった・・・ウルフの口から、両親の話を聞いたのは・・・
でも、ウルフはあまり喋りたがらない・・・いや、喋りたくないというオーラを放っていた。

「そっか・・・」

それ以上、何も言葉が出なかった。
暫くの沈黙・・・ウルフは髪をガシガシと乱暴に掻くのが見える。

「フォックス」

すっとウルフの手が頬に触れ、顔を上げた瞬間・・・

「ん・・・」

ウルフの唇が、自分の唇を塞いでいた。
両手で頬を固定され、逃げられないようにする・・・ウルフの悪い癖・・・

「んん・・・ふっ・・・」

遠慮無しにウルフの舌が乱暴に俺の舌と絡んでくる。

「ウル・・・ん・・・」

息をしようと少し離れ、また塞がれる。
少ししてから、ウルフが解放してくれたが、俺はウルフの絶妙な攻めにやられてしまった。

「俺は・・・自分を生んだ親父とお袋が憎かった・・・
でも・・・お前を生んだジェームズと母親には凄く感謝してる」

その言葉を聞いた瞬間、俺は勢いよくウルフの胸倉を掴んだ。

「!」
「俺はウルフの両親に感謝してる!
二人がいたから、ウルフも生まれたんだ!」

そのままウルフの首に腕を回し、抱きしめた。

「だから・・・そんな風に言うなよ・・・ウルフが生まれてなかったら・・・俺・・・」

俺は泣きそうになり、声が震えてしまった。
それを悟られないように、ぐっと奥歯を噛みしめた。

「・・・・・・・フォックス」

ウルフの俺の背中に腕を回してきた。
そして耳元で「そうだな・・・」と小さく言った。






その後、いつものようにウルフと身体を重ね、次の日にはウルフは仕事で帰ってしまった。

その時のウルフの顔が・・・いつもより嬉しそうに思えた。






END

え、何これ?
書いたけど、気持ちわる!!!
次はギャグ書きたい
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HN:
氷野筑波(旧青空あおい)
性別:
女性
職業:
フリーター
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小説書き、絵描き、コスプレ
自己紹介:
スターフォックス擬人化中心女性向けサイトです。
狼さん×狐さん中心に、オールキャラやその他CPも書いていきます。
あとは、気に入ったジャンル等もちょこちょこUPしていきますので、どうぞ、ごゆっくりお楽しみくださいませ^^
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